koji/メガネ男の日誌

日々の学び、活動状況を記録します。仕事のことは少なめ。

転職を考えたので書籍から学んでみた

 転職してすぐにまた転職の決意を固めてしまいました。
 そんな私が、直近読んだ本、「これからの新しい会社員の教科書(著:田端信太郎 氏)」「転職の思考法(著:北野唯我 氏)から得た学びが皆さまに役立てば幸いです。

 まず田端氏の著作から。

これからの新しい会社員の教科書

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田端氏が会社員のマニュアルのような書籍を出した意図

 たばラジより04:00ごろから~
 サラリーマンのルールを誰も教えなくなっている。
 中途半端に肝の部分を教えようとするとコンプラ違反と言われてしまう。
 Twitterでうざい真実を言うと炎上してしまう。
 オープンな場で残酷な真実をイケてない人たちに言うと炎上してしまう。

voicy.jp

 実際に某企業でパワハラを受けながら成長してきた身としては、パワハラは指導力不足を棚に上げた自己満足なので、ダメ絶対なのは間違いないのですが、一方でパワハラが撲滅された無菌状態の会社になってしまって本当に大丈夫なの?と思います。
 ※繰り返しますが、私はパワハラ擁護派ではないです、セクハラなど論外です。
 したがって、これからは苦労を買ってチャレンジする人と、それができない人の差が大きくついてしまうのでしょうね・・・。

 書籍の中から、個人的に「これは!」と思った箇所をピックアップしました。

 イケてる残業とダサい残業

 

 自分のアウトプットが満たすべき品質について、自分なりの美学を持つことです。
 いちばんダサいのは「まわりが返ってないから帰らない」ということです。
 自分がまず決めることです。

 

ポケモンGOを語るよりポケモンGOをやれ

 「いかに情報収集するか」も大切ですが、一方で「生活者」として、普通に生きるということも大切です。
 なぜ手元のスマホを使って10分でできることをやらないのか?
 30分でもやったことがあるのか、0と1の差はとても大きいのです。

心身が病むくらいならすぐに辞めた方がいい

 君の健康に万が一のことがあっても、絶対に会社は責任を取ってくれません。
「仕事がイヤだから辞めたい」という場合はいかがでしょうか?
 そこで考えるべきは、あたりまえですが、「そのままいた場合に会社で過ごす時間」と「辞めたあとに新しい場所で過ごす時間」の価値の比較
 もし入社した瞬間に「間違ったな」と思ったのなら、1秒でも早くやめた方がいい。
迷うくらいだったら、半年か1年くらいはいたほうがいいでしょう。

 極端にまとめると、自分の頭で考えろ、肚を決めろ、手を動かせ、ですね。
 正直プロフェッショナリズムを「人に対して」うたうのは、得策でないし、他責思考の人が悪用しがちで個人的に好きではないのですが(自分で思っていればいい)、徹底したプロ論に立つシビアな田端氏の考え方がうかがえます。
 また、

「もし入社した瞬間に「間違ったな」と思ったのなら、1秒でも早くやめた方がいい。」

は大いに参考にさせていただきました笑

 

 お次に紹介いただいた北野 唯我氏の著作です。
 著作「天才を殺す凡人」がNewsPicksで特集されていたのを覚えています。

転職の思考法 北野唯我氏 著

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自分の市場価値を測るための9の質問
 1 会社を変えても、価値のあるスキルをどれだけ持っているか?
 2 その経験は、世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか?
 3 そのスキルの「賞味期限」はいつまでか?
 4 他の会社でも通用する「レアな経験」がどれだけあるか?
 5 その経験は、世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか?
 6 社内に、自分が会社を変えても、喜んで力を貸してくれる人が、どれだけ存在する か?その人物たちは、意思決定の力がどれだけあるか?
 7 自分が所属しているマーケットの「一人当たりの生産性」はどれだけ高いか?
 8 自分が所属しているマーケットに今後の「成長性」はあるか?

 この質問は常に自分に問いかけるのが吉と思います。
 自分を見つめなおすと、売れると思っているスキルでも陳腐化しやすかったり、当たり前だと思っていることが実は価値がある、ということもあると思います。

もしこの世の中に、会社が潰れても生きていける大人と、生きていけない大人の2種類がいるとしたら、両者を分けるのはなにか。
それが『上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか』だ

 私も尊敬する数々の上司にお世話になりましたが、転職できないで会社にしがみついている上司というのもいないとは言い切れませんし(言い切れませんし)、仮に独立・起業しないとしても、キャッシュをくれるのはお客さんという思考は常に頭に置いておきたいところです。

マーケットバリューは①技術資産、②人的資産、③業界の生産性の三つで決まる。
1.どんな会社からも必要とされる、高い技術力を持った人間
2.どんな人間とも仲良くなれ、可愛がられる能力を持った人間
3.特に才能がなくても、安定して高い給与をもらい続けられる人間

 思うに多くの人が1 カッコいい/こうなりたい、2 うらやましい、3 最低って言いたくなるんじゃないかと思いますが、3 のポジショニングはスゴイ大事だと思います、鉄砲の弾が飛び交うレッドオーシャンに無策で飛び込むのは、勇気ではなく無謀です。

特別な才能を持たないほとんどの人間にとって、重要なのは、どう考えても、どの場所にいるか。つまりポジショニングなんだ。

最終的に転職するような優秀な奴は、在籍しているときは、必死になって会社という『みこし』を担いでいるわけでしょ。
反対に、一生この会社にしがみつくぞ、みたいなやつはさ、おみこし担いでいるふりをして、ぶら下がっているわけよ。
人事部が大事にしなきゃいけないのは、ぶら下がっているやつじゃなくて、もしかすると3年後にいなくなるかもしれないけど、今必死に担いでいるやつなんだよ

 ほんとですね、みこしを担ぐやつが一番偉いですし、この不安定でどんな会社でも潰れかねない世の中、みこしを担ぐ力が全くないと、マジでヤバイと思います。
 さぼりたくなったら、自分を奮い起こさないとなあ・・・としみじみ思いました。

最後に著者どんな人

田端 信太郎 氏 まとめるとデジタル寄りのマス向けビジネスを経験

twitter.com

 NTTデータ メディア企画営業
 リクルート R25 立上げ
 ライブドア livedoorニュースを統括、メディア事業部長
 コンデナスト・デジタルでデジタル事業開発
 NHNジャパン(現LINE)で法人ビジネス
 ZOZOでコミュニケーションデザイン室長
 wevnalでマーケティング戦略顧問

北野 唯我 氏 まとめづらいですが、コンサル・管理系?を経験?

twitter.com

 博報堂 経営企画・経理財務
 ボストンコンサルティング
 ワンキャリア サイト編集局

以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました。