UXデザインセミナー5回目 プロトタイピングの作りこみと発表
本日はUXデザイン連続セミナーの5回目でした。
サービス作りで重要なこと
誰の何を解決するのか?
注目したペイン(現状、AsIs)・理想(ToBe)の状態は何なのか?
⇒サービス作りをブレさせずに、最低限のものを作るとしたら何をつくるのか?という指針になる
船中八策ならぬのぞみ八策
坂本龍馬が船の中で考えたという船中八策ならぬ、講師の井登さんが新幹線のぞみの中で考えたのぞみ八策。
新規サービスを尖らせ、競合に打ち勝つために考えるべきポイントが8つまとめられています。
1.ペルソナにとって期待を超える価値は提供できているか?
2.ニーズ解決のみならず、ペルソナの「進化」を表すことができるか?
3.競合はどこか?想定される競合先は自社が戦うのに妥当か?(理想は競合なし)
4.競合の価値提案は何か?(ゲームチェンジのポイントは何か?)
5.何故このサービスを自分たちがやるのか?が明確か?
6.様々なリソースをもぎ取られても、それでもやり抜きたい、と思えるか?
7.事業・サービスがサステナブルであるための設計・配慮がなされているか?
8.事業・サービスがグロースするまでの道のり(マイルストーン)は描けているか?(どのように解決するか?)
各チーム発表
自チーム(D)
学習記録管理ツール+コーチング・チャットボット
ストーリーボードを使い演劇形式で読み上げ、最後にプロトタイプをデモプレイ
Aチーム
社内の個人・チームタスク共有ツール
発表形式+紙で作ったプロトタイプによる実演
Bチーム
社内匿名質問掲示板
寸劇形式を交えつつ発表
Cチーム
釣りに模した匿名性社内タスク依頼ツール
レポーターがこの新サービスを導入した企業を取材するテイストでサービスの実演を交えつつ発表
Eチーム
小さなチャレンジになるようタスクを変換しアドバイスする機能+コーチング・チャットボット
インタビュー→ペルソナ作成→カスタマージャーニーマップといった一連のサービス作成過程に触れつつ発表
Fチーム
Facebook+なりたい人のスキル・時間の使い方を把握してスキルアップを図る
発表形式
感想
スタートアップウィークエンドも共通ですが、ビジネスアイデア早出というのは、とても楽しいアイデアを生み出すことばかりに目がいきがちです。
したがって、以下が抜けやすいです。
・マネタイズ
・競合との差別化
・最速で開発するための必要最低限の機能の絞り込み
・セールス・プロモーション
今回のセミナーは、時間も私含めたメンバーの経験値もないし、メンバーも旧知の仲の人間で構成されているというわけではないので、そこまで至らないのは仕方はないですが、実際新サービスをローンチするにはそこまで作り込む必要があると感じました。
また、知っている、と、自然とポインを抑えられる、と、教えられる、と、メンバーを導ける、の間には大きな隔たりがあるので、UXに限ったことではないですが、経験値獲得は継続して行いたいと思いました。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。