koji/メガネ男の日誌

日々の学び、活動状況を記録します。仕事のことは少なめ。

スタートアップウィークエンド白浜に参加してきた

 スタートアップウィークエンド白浜の思い出+ポエムをつづります。

swshirahama.doorkeeper.jp

 運営及びスポンサー、会場を提供いただきましたクオリティソフト、スタッフの皆様には感謝申し上げます!

 

 

白浜へ

 和歌山ってどう行くんだっけ?と調べたら、大阪まで新幹線かバス、そこから特急と出て来たので、予約していたバスで大阪まで向かう。

 特急は天王寺から行った方が良いと後から気づき、バスも天王寺で降りられたと知り、ちょっと後悔。

 大阪から天王寺へ向かい、特急くろしおを探す。

 適当に行動しすぎて、どこから特急くろしおに乗れるかわからなくなり、駅員さんに聞きつつ何とかくろしおに乗車!

 道中、新しい仕事で役立つであろうIPO実務検定試験 公式テキストを読んでいたが、だんだん疲れて居眠りしてきたので中断。

 白浜に到着すると、パンダシート発見。

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白浜はパンダ推し

 送迎をどこで待ったものか、駅の出口付近のバス乗り場でボーっと考え事をしていたら、お迎えに来ていただいた方が見えたのでありがたく乗車。

 道中、街頭の明かりがないところが多く、なかなか白浜は自然の奥深いところなのだなあ、自分の故郷もこんなものだったなあとしみじみしていました。

 

1日目!

 事前にFacebookで「ネコに関するサービスをブラッシュアップする!」とのたまっていたので、ピッチでは「ネコ×癒し×いつでも」を掲げて自分の(歪んだ)ネコ愛を力説するも、あまり響かず。

 ちなみに、言うと余計引かれると思ったので言いませんでしたが、念能力で具現化系としてネコを具現化したいので水見式から始めましょう、と言いたかったです。
(言わなくてよかったです)

 自己アピールタイムも、端っこに並んでいたら自然と訪問してくれる親切な方(待てい)は誰もいらっしゃらず。
 人の集まりは、正規分布に従うんだな、中心ほど人が多く、端っこは人が来ないんだなーとぼんやりしていたら、「自分からいきなさい」と促していただいたので、営業活動に励みました。

 投票タイムでは、自分の投票した分しかないだろうと思っていたら、親切な方が3票(だったかな)ほど投じていただいたりと感涙しました、ありがたい限りですね。

 しかし、他の圧倒的な人気テーマに投票数が及ばず、あえなくネコ案は却下されたため、「ネコ」テーマの敗者復活にかけるか、人のテーマにジョインするか考えました。

 しかし、私と同じような歪んだネコ愛を持った危篤な方はいるまいと思い、一番むつかしそうなテーマ、「ポスト革命」にジョインしました。

 ずっと「ポスト ポスト(ポストの後のポスト)」と考えていたのは内緒です。

 革新的なポストは何か、と12時超えるまで議論し合います。

 なんだか今回はうまく行きそうだな!とテンションが上がりました。

 

2日目!

 習慣のせいか、いつもより遅く寝たのに、目覚ましもかけずに6時に目が覚めました。

 一とおり準備を済ませ、朝食の時間が来るのを待ちました。

 初日はベーコンとスクランブルエッグ、パンと洋食系朝食の王道でした!(写真無し・・)。

 一緒の机の方と雑談をしながら過ごし、2日目のサービス作りをスタート。

 初参加、二回目参加、さらにUXデザインセミナーを通じてインタビューの重要さを痛感していたが、なんと会場が街から遠く、車がないとインタビューできそうな場所に行くのも難しいとのこと。

 とりあえず車を出してもらえるよう、オーガナイザーの方々に甘えに行きますと、快く出していただける神のような方が!

 オーガナイザーにいらしたかしら?と思っていたら、参加者の方のお父様とのこと。

 そういえばお父様が来るという話を聞いたような。

 チームを半分こして、片方がインタビューへ、片方が残ってディスカッションを継続することに。私は残ってディスカッションを継続するほうに加わりました。

 革命的なポストに対するアイデアが、具体的なものばかりだったので、重複した内容について堂々巡りな議論が続いてしまうと怖いなと思い、アイデアを抽象化しておきました。

 インタビューに行っていたメンバーが戻ってくると、白浜ではポストにそもそもチラシが入ることがなく何かしらポストに入るだけで嬉しいとのこと、口コミを流すだけで商品完売になるようなインフルエンサーの存在といった情報が共有されました。

 もちろん白浜=日本ではないですが、そもそもチラシが届かずなんでも入ってれば嬉しいのであれば、ポストを革命してお金を稼ぐのは難しそうという結果がでてしまいました。

 仮説が外れるのは悲しいですが、新しい発見があるのは大変嬉しいものです。

 一方でインフルエンサー的な方が白浜にいるという情報から、地方×インフルエンサー=地方活性化、というアイデアが降臨し、さっそくテーマを変更いたしました。

 次々と議論が進められるのですが(議論のみは本当はよくないのですが・・反省)、地産地消を目指すべきか、地方から東京へ出荷すべきか、東京から地方へ流行りもの(には限りませんが)等を仕入れるべきか、という議論がぐ~るぐ~る回ってしまいました。

 正直なところ、どっちでもええやん、と思っていたのですが。。うまく言語化できず、周りを巻き込めず、議論がぐ~るぐ~る。

 さらに、コーチ役の社長様とのディスカッション中、実は地方を盛り上げるというのが重要な動機ではなさそうな告白もあり、情熱が冷めてしまいました。

 その一方で、もう一人のコーチ役の農家経営の方に、ずっと気になっていた質問をぶつけました。

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「仏手柑」という仏様の手の形をした果物

「なぜアキハバラの某店舗にぜひ作った商品を売りたいと思ったのですか?」
 すると、「それは大手百貨店が自分の都合ばかり押し付けるなか、この店舗さんは品質の安定しないジュースの仕入れや期限が少し近めの商品の引取り依頼はしないと言ってくれたこと!そこに熱意を感じたから」との回答。

 自分も色んな方に無理をお願いする仕事ばかりしてきたので、依頼先≒仕入先に負担をかけない、すなわち自分がリスクを取る!という行為がどれだけ熱意を表わしているのかすぐ理解できましたが、チームに共有しても一部あまり響いてないように感じられました。

 その後も議論のぐ~るぐ~るが続き、地方を盛り上げるというのが重要な動機がなさそうな告白を受けて情熱も冷め、その他もろもろ感じていた違和感から、これはもう無理かな・・・とそっとチームを去りました。

 議論ぐ~るぐ~るを止めるべきか…という思いもあり、チームを去るのは気が引けましたが、同じ様に2日目の夜にしてアイデアがまとまらないチームを見つけ、こちらにジョインしてみることに。

 白紙に近い方を何とかするほうが勉強になるかも!と何とか使えそうなアイデア、「玄関を出るとき、散歩に連れてってくれると勘違いした犬が飛び出すのを防止するノイズカットイヤホン」をひねり出し、プレゼン資料の手書きイメージをざっと紙に書いて1時過ぎに寝ました。

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3日目!

  早速昨日の夜遅くにひねり出したアイデアを裏付けるべく、インタビューに向かいました。

 山間の公園は温かくなる時間帯のせいか犬を連れた人がおらず、ホームセンターに行くもインタビューはお断り。
 動物病院は営業外、と、3日目にインタビューする羽目になった場合のどんづまりあるあるにハマりそう・・・と思っていたところ、浜辺の公園では犬を連れた方が3人ほどいらっしゃり、お1人からは、「人間には邪魔にならない柵がほしい」という貴重な意見をいただきました。
 これが3日目のお昼でなければよいのですが・・・。

 戻り次第、ストーリーの修正、スライドの作成をすすめましたが、さすがに短時間では 「人間には邪魔にならない柵」のアイデアは浮かびません。
 エンジニアの方もおらず、お手上げ侍です。
 しょうがないので、「エアカーテンみたいなプロダクト」で、「完成させられるエンジニア募集」とお茶を濁し、面白おかしい?プレゼンでごまかす作戦に出ました。

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 結果はやはりだいぶ悪かったようですが、それは仕方ないでしょう笑

 懇親会で抜けて迷惑をかけた元チームの方ともお話でき、懇親会終わりの9時には眠すぎて部屋に戻り、すぐ寝ました。

 途中で起きてお風呂に入ったとき、風呂場にいたでかいクモに脅かされましたが(クモ嫌い)、何とかお風呂を済ませ、また寝ました。

 

4日目!

 早く寝すぎたので、4時ごろに目を覚まして水を飲みに行くと、なんと夜通し反省会をしている方々が!びっくりしました。

 チームマネジメントや時間管理について熱い議論が交わされていましたが、それなら早く寝た方がいいのでは・・・、とツッコミたかったのは内緒です。

 でも真剣な議論だったので茶化すわけにもいかず、横で聞いておりました。
 その後皆さん寝るために引き上げてしまったので、私もいったん仮眠を取り、6時ごろに本を読みながら誰かを来るのを待っておりました。

 食堂の方が来たので、外に出ても問題ないか聞き、見納めに五色ヶ浜におりました。

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 その後朝食をとり、白浜駅まで車で送っていただき、同じ参加者の人と一緒に特急、新幹線で帰りました。

 スタートアップウィークエンドに対する思いを聞いたり、サービス検証中の考え方などを聞いたりと、非常に貴重な経験でした。

 

 次回参加する際は、サービスを生み出す鉄板の流れを体験し会得したいと思います。

また、鬼のように期限を切って行動しようと思います。

 

 最後に改めて運営及びスポンサー、会場を提供いただきましたクオリティソフト、スタッフの皆様には感謝申し上げます!

 

 以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました。